「m-Book MB-B505H」を機能、スペック・性能、使いやすさの観点から徹底的に評価・レビューしました。またメリットとデメリットも かんたんにまとめています。(全体的にちょっと厳し目に点数をつけているかな?)ぜひ選ぶ際の参考にしてみてください。
スペック一覧
まずはスペックを確認してみましょう
m-Book MB-B505H | ||||
画像 | ||||
---|---|---|---|---|
価格 | ※価格は記載してなかったり、古い場合があります | |||
メーカー | マウスコンピューター | |||
発売日 | 2018年3月1日 | |||
大きさ | 377mm x 259 mm x 32.5mm | |||
重さ | 2.1kg | |||
画面サイズ | 15.6インチ(1920 x 1080) | |||
画素密度 | 141ppi | |||
グレア加工 | ||||
タッチパネル | ||||
CPU | {CPU規格} | |||
メモリ | DDR4 PC4-17000 8GB | |||
GPU | 4096MB | |||
ストレージ容量 | SSD:480GB | |||
電池持ち | JEITA Ver2.0:6時間 | |||
OS | ||||
インターフェース | HDMI端子VGA端子USB3.0 Type-A/Type-CSDカードスロット | |||
2in1 | ||||
色 | ホワイト | |||
その他 | WebカメラBluetoothテンキー |
総合評価
まずは総合評価から
「m-Book MB-B505H」の総合評価は38です。
(5段階評価 )
利用目的によって重要なポイントは変わってくるため、項目別の評価をしてみました。
オレンジが「m-Book MB-B505H」の項目別点数となります。参考として本サイトで紹介しているノートパソコン平均値を赤線で表しています。赤線よりもオレンジの点数が高い場合は「m-Book MB-B505H」の強みだと思ってください。
評価一覧です
評価項目 | 点数 |
---|---|
1. 画面の大きさ 評価 | 67 |
2. 画質 評価 | 21 |
3. グラフィック描画 評価 | |
4. CPU性能 評価 | |
5. ストレージ容量 評価 | 31 |
6. ストレージ速度 評価 | 60 |
7. メモリ性能 評価 | 33 |
8. バッテリー 評価 | 25 |
9. 持ち運び 評価 | 38 |
10. 重さ 評価 | 42 |
11. 厚み 評価 | 30 |
総合評価 | 38 |
メリット デメリット
「m-Book MB-B505H」のメリット・デメリットをまとめると下記のようになります。
使い方や、好みによってはデメリットにならない項目もあります。何を大事にするかをよく検討してみてください。
良い点・メリット
- 画面が大きいため作業がしやすく、目が疲れにくい
- 全体的な動作が滑らかでサクサク動く性能
- 高い性能を必要としない処理ならサクサク動く
- メモリが少ない分コストが安め
- 普段使いカバンで持ち運べるサイズ
- 長時間の持ち運びは疲れるため、持ち運びには適していない重さ
- キーボードが大きく窮屈に感じずにタイピングできる
- (グラフィック性能確認中)
悪い点・デメリット
- バッテリーの状況によっては電池持ちが悪い可能性あり
- メモリ不足になる可能性がある
- バッテリーがすぐ切れる可能性あり
- 小さいバックや荷物が多い場合は入らない可能性あり
- 入れるカバンや荷物量によっては邪魔になる
項目別評価
画面の大きさ評価
大きさ評価 | ひとことポイント |
---|---|
67 | いくつかのウィンドウを並べて作業する人向け |
「m-Book MB-B505H」の大きさは、横幅377mm、縦幅259mm、厚み32.5mmです。
標準的なノートパソコンより少し大きい画面サイズです。
快適に文字を入力したり、映像を見たりすることができます。
メールだけでなくビデオ会議やビデオチャットなどをよく利用される人にはぴったりのサイズです。
いくつかのウィンドウを並べて作業しても窮屈に感じないでしょう。
基本的にはデスクトップパソコンと同じような使い方になるので、あまり持ち運びをしない人や外出先でもある程度スペースを確保できる人向けです。
電車の中や寝っ転がって使いたい人はもっと小さいサイズを選ぶとよいでしょう。
画面のきれいさ評価
きれいさ評価 | ひとことポイント |
---|---|
21 | ネットで記事を読んだり資料をざっと確認できればよい |
「m-Book MB-B505H」のディスプレイ解像度は1920 x 1080で、ディスプレイ画素数は141ppiです。
ディスプレイの表面は、光の映り込みがなく目が疲れないノングレア処理がされています
遠くから見る分には問題ない画質です。
近づいて文字を見ると少しボケて見えるかもしれません。
タブレットのように手元やかなり近い距離で画面を見ながら作業をする人はストレスを感じるでしょう。
綺麗な映像や画像を見たい人にとっても不満を覚える画質ですのであまり映像を見たりゲームをしたりするのには向いていません。
あくまで軽いネットサーフィンなどで記事を読んだり資料をざっと確認する程度の用途で使用する人向きです。
タッチパネルは意外に便利です。興味がある方はこちらの記事をチェック
グラフィック描画性能 評価
現在、評価中です
グラフィック性能のpassmark値と合わせて、種類や選び方については、こちらの記事で解説しています!
CPU処理性能 評価(マルチ/シングル)
現在、評価中です
Single Thread Rating 評価
1CPUの性能 | ひとことポイント |
---|---|
46 | 平均レベルの1CPUの性能 |
1CPUの性能(Single Thread Rating)はpassmark値で1931です。
このノートパソコンの1CPUの性能は平均です。Word、PowerPointを利用する際にはストレスは感じないレベルだと思われます。Excelで大量に数式を組み込んでいる場合はマルチコア性能の大きさを気にしましょう。仕事で常用するかと言われると個人的には避けたいですね。
現在ほとんどのソフトはマルチコアに対応していません。マルチコア非対応のソフトを利用している場合は、マルチコア性能より1CPUの性能値を重視したほうが良いです。
雑な言い方をすれば動画編集やゲームユーザなどのパワーユーザでない限りは1CPUの性能が高いパソコンを選んだ方がよいでしょう。もちろん1CPUの性能もマルチコア性能も高いパソコンであれば言う事はありませんが、だいたい価格が高いです。
ソフトが対応しておらず性能を無駄にするぐらいなら、安くて1CPUの性能が高いノートパソコンを選んだほうが良いかと思います。
シングルコア性能の話は、Excelなど事務作業でのノートパソコンの選び方のポイントと合わせて、こちらの記事で解説しています!
メモリ処理性能
メモリ性能評価 | ひとことポイント |
---|---|
33 | 軽いソフトであれば問題なく作業できる |
「m-Book MB-B505H」はDDR4 PC4-17000を採用しており、そのメモリ容量は8GBとなります。
ネットサーフィンやメール・スケジュールの確認、簡単な資料作成が主な用途な人向けです。
ブラウザのような軽いソフトであれば問題なく作業できるでしょう。
ただし、ネットサーフィンしながら音楽を再生したり、複数のタブを同時に開いたりなど複数の作業を並行して行うとメモリ不足に陥る可能性があり、動きがもっさりしてしまうことでしょう。
並行して作業を行ったり負荷の大きな作業を行う人はもっと大きなメモリのPCを選びましょう。
保存容量や速度
容量評価 | ひとことポイント |
---|---|
31 | 音楽のデータや画像・映像などを保存することがない人向き |
ストレージタイプ | 実装サイズ(GB) | ||
---|---|---|---|
Optane 超高速 | |||
M.2 超高速 | |||
SSD 高速 | 480 | ||
SSHD | |||
UFS | |||
eMMC | |||
HDD(7200rpm) 低速 | |||
HDD(5400rpm) 低速 | |||
合計 ? | 480 |
「m-Book MB-B505H」はSSD:480GBを採用しており、その保存容量は合計480GBとなります。起動速度に関係する速度スコアは6.0です。※速度スコアは独自算出
480GBという容量は、ストレージ容量としては小さい部類になります。
データ容量が大きなゲームや長時間の映像や高画質の画像データなどを保存していくと少し足りなくなる場合があるかもしれません。
しかし、ネットサーフィンや資料作成などの用途でしたらストレスフリーで行えます。
あまり音楽のデータや画像・映像などを保存することがない人向きです。大量の音楽のデータなどを保存したい人はもう少し大きいサイズを検討するのもよいでしょう。
ライトユーザーでしたら問題ないサイズと言えます。
ストレージの種類や選び方について知りたい人はこちらの記事をチェック
バッテリー・電池持ち評価
電池持ち評価 | ひとことポイント |
---|---|
25 | 家やオフィスで利用するPCを探しているライトユーザー向け |
「m-Book MB-B505H」のバッテリー・電池は6時間ほど持つようです。
充電できる環境での利用が望ましいですが、外出先でちょっとした資料やメールの確認程度でしたら問題なく行えます。
ただし、ちょっと大きな負荷のかかる作業を行ってしまうとすぐにバッテリーがなくなってしまうでしょう。
充電できない環境での利用やゲーム・動画観賞は控えないといけないです。
こうした利用を検討されている人はもっと駆動時間の長いPCを選びましょう。
主に家やオフィスで利用するPCを探しているライトユーザー向けのPCです。
持ち運びやすさ評価
持ち運びやすさ評価 | ひとことポイント |
---|---|
38 | リュックなどでしたらほとんど問題なく利用できる |
「m-Book MB-B505H」の大きさは、横幅377mm、縦幅259mm です。
手荷物が多い人や小さい鞄だと入らないかもしれません。
リュックなどでしたらほとんど問題なく利用できます。
鞄の大きさや荷物の量によって持ち運び可能か変わりますので問題なく収納できるか確認してください。
また、鞄の中に入っているとそれなりの大きさなので存在感があり、場合によってはかさばる原因になります。
ACアダプタなど付属品を含めるとそれなりのスペースが必要です。小さい鞄の人はもう少し小さなサイズを購入した方がよいでしょう。
持ち運び重視派はノートパソコン+ポケットWifiが必須セット、下記の記事がオススメです
重さ 42点
重さ評価 | ひとことポイント |
---|---|
42 | 家やオフィスで利用がメインとなるユーザー向け |
「m-Book MB-B505H」の重さは 2.1kg です。
2Lのペットボトル1本ほどの重さなので、男性が両手で持ったとしても重さを感じます。
オフィスや自宅の中での移動でも、持ち歩ぶことは億劫に感じるはずです。ましてや長時間の持ち運びはかなり負荷がかかります。カバンに入れて持ち歩いても辛く、持ち運びに適さないノートPCとなります。基本的にはオフィスや自宅の決まった場所で使用し、やむを得ない場合だけ、外出先で利用するノートPCとして推奨します。
ためしにコンビニで2Lのペットボトル茶を買い、1日持ち運び続けてみてはどうでしょうか。これは辛いな。と感じると思います。
「m-Book MB-B505H」の厚み評価
厚み評価 | ひとことポイント |
---|---|
30 | 新書と同じくらいの厚さ |
「m-Book MB-B505H」の厚みは 32.5mm です。
少し前のノートパソコンでは標準的な厚さです。
新書と同じくらいの厚さなので、掴んで持つのは容易です。一般的なノートパソコンはこのぐらいの厚みがあったと思いますが、最近のトレンドは超薄型でもっと薄いノートパソコンが存在しています。
充電アダプタなど付属品などを合わせると鞄の中でそれなりのスペースを取りますので、荷物が多い人や、スマートに持ち運びしたい人はもっと薄いノートパソコンを探しましょう。
薄くもなく厚くもないですが、持ち運びをする人は鞄のサイズや持ち物の量次第では入らないかもしれませんので確認が必要です。小さい鞄を使用している人や荷物が多い人はもう少し薄いPCを検討した方がよいでしょう。
置きやすさ・場所の取られぐあい
置きやすさ評価 | ひとことポイント |
---|---|
42 | 小さな机だと他に置けない可能性あり |
「m-Book MB-B505H」の大きさは、横幅377mm、縦幅259mm です。専有面積は32.5mm2です。
小さな机だと他に何も置けないかもしれません。
カフェなどの場合グラスを置いたり、他の人の手荷物次第では置けない可能性があります。
基本的には固定の場所で使用することが多い人向けで、寝転がって使ったり、膝の上で使ったりするのにはあまり向いていません。
膝の上や寝転がって使う場合は動画観賞など操作を伴わない作業ならストレスを感じることなく利用できますが、資料作成などキーボード入力するのにはストレスを感じるでしょう。
キーボード操作性
キーボード操作性 | ひとことポイント |
---|---|
74 | 大抵の人はこのサイズに不満を覚えることはない |
「m-Book MB-B505H」は 横幅377mmです。
標準的なキーボードのサイズです。
一般的なキーボードのサイズとほとんど変わらないので特にストレスを感じることはないでしょう。
長文のタイピングも特段辛いことはないでしょう。ネットサーフィンなどはもちろんのこと、デスクワークで入力が大量にある人も問題なく使用することができます。
大抵の人はこのサイズに不満を覚えることはありませんが、両手を広々と使用したい人はもう少し大きなサイズを選んだ方がよいでしょう。
コメント