【評価29点】Latitude 12 7000 Core i7 5600U・8GBメモリ・128GB SSDミニカード搭載モデル を徹底的にレビューしてみた

1.5
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「Latitude 12 7000 Core i7 5600U・8GBメモリ・128GB SSDミニカード搭載モデル」を機能、スペック・性能、使いやすさの観点から徹底的に評価・レビューしました。またメリットとデメリットも かんたんにまとめています。(全体的にちょっと厳し目に点数をつけているかな?)ぜひ選ぶ際の参考にしてみてください。

アンケート

スペック一覧

まずはスペックを確認してみましょう

Latitude 12 7000 Core i7 5600U・8GBメモリ・128GB SSDミニカード搭載モデル
画像
価格 ※価格は記載してなかったり、古い場合があります
メーカーDell
発売日2015年6月18日
大きさ310.5mm x 211 mm x 19.4mm
重さkg
画面サイズ12.5 インチ(1366 x 768)
画素密度125ppi
グレア加工
タッチパネル
CPU{CPU規格}
メモリDDR3L PC3-12800 8GB
GPUIntel HD Graphics 5500
ストレージ容量SSD:128GB
電池持ち
OS
インターフェースHDMI端子/USB3.0
2in1
ブラック系
その他Webカメラ/Bluetooth

総合評価

まずは総合評価から

「Latitude 12 7000 Core i7 5600U・8GBメモリ・128GB SSDミニカード搭載モデル」の総合評価は29です。
(5段階評価 1.5

利用目的によって重要なポイントは変わってくるため、項目別の評価をしてみました。

オレンジが「Latitude 12 7000 Core i7 5600U・8GBメモリ・128GB SSDミニカード搭載モデル」の項目別点数となります。参考として本サイトで紹介しているノートパソコン平均値を赤線で表しています。赤線よりもオレンジの点数が高い場合は「Latitude 12 7000 Core i7 5600U・8GBメモリ・128GB SSDミニカード搭載モデル」の強みだと思ってください。

Latitude 12 7000 Core i7 5600U・8GBメモリ・128GB SSDミニカード搭載モデルの 画面の大きさ 画質 グラフィック描画 CPU性能 ストレージ 容量 メモリ性能 持ち運び 重さ 厚み 設置性 操作性 レーダーチャート

評価一覧です

評価項目点数
1. 画面の大きさ 評価32
2. 画質 評価13
3. グラフィック描画 評価
4. CPU性能 評価30
5. ストレージ容量 評価19
6. ストレージ速度 評価60
7. メモリ性能 評価33
8. バッテリー 評価
9. 持ち運び 評価67
10. 重さ 評価
11. 厚み 評価70
総合評価29

メリット デメリット

「Latitude 12 7000 Core i7 5600U・8GBメモリ・128GB SSDミニカード搭載モデル」のメリット・デメリットをまとめると下記のようになります。

使い方や、好みによってはデメリットにならない項目もあります。何を大事にするかをよく検討してみてください。

良い点・メリット

  • 電力消費利用が少ないため電池が長持ちする
  • ストレージにコストがかかっていない分お手頃価格
  • メモリが少ない分コストが安め
  • バッテリー持ちがよくモバイルに適している
  • 腕時計と同じくらい薄くカバンの中で邪魔にならない

悪い点・デメリット

  • 画面サイズが小さく作業がやりづらい
  • CPUパワーが足りず負荷の高い処理ができない
  • ストレージ容量が少なく画像や動画の保存には適さない
  • メモリ不足になる可能性がある
  • バッテリー分が通常より重く大きくなり、CPU処理性能が低くなっている可能性がある
  • 持ち運びができない重さ

項目別評価

画面の大きさ評価

ディスプレイサイズ

大きさ評価ひとことポイント
32携帯性を重視する人にはもってこいの画面サイズ

「Latitude 12 7000 Core i7 5600U・8GBメモリ・128GB SSDミニカード搭載モデル」の大きさは、横幅310.5mm、縦幅211mm、厚み19.4mmです。

スマートフォンより大きく、標準的なノートパソコンより小さい、タブレットと同じぐらいの画面サイズです。携帯性を重要視する方でスマートフォンの画面サイズだと少し物足りなさを感じている人にはもってこいの画面サイズです。

いくつかの作業を並行したり、複数のウィンドウを並べて作業する機会が多い人は、もう少し画面サイズが大きいものを選んだ方が良いでしょう。

外出先でメールなどのチェックをする分には見やすいサイズですが、資料作成のように文字を打ったり作業をするにはもう少し大きいサイズの方がいいかもしれません。

ネットサーフィンをしつつたまに作業をする程度の利用目的の人向きです。

画面のきれいさ評価

画面のきれいさ

きれいさ評価ひとことポイント
13ネットで記事を読んだり資料をざっと確認できればよい

「Latitude 12 7000 Core i7 5600U・8GBメモリ・128GB SSDミニカード搭載モデル」のディスプレイ解像度は1366 x 768で、ディスプレイ画素数は125ppiです。

ディスプレイの表面は、光の映り込みがなく目が疲れないノングレア処理がされています

遠くから見る分には問題ない画質です。

近づいて文字を見ると少しボケて見えるかもしれません。

タブレットのように手元やかなり近い距離で画面を見ながら作業をする人はストレスを感じるでしょう。

綺麗な映像や画像を見たい人にとっても不満を覚える画質ですのであまり映像を見たりゲームをしたりするのには向いていません。

あくまで軽いネットサーフィンなどで記事を読んだり資料をざっと確認する程度の用途で使用する人向きです。

タッチパネルは意外に便利です。興味がある方はこちらの記事をチェック


グラフィック描画性能 評価

CPU

現在、評価中です

グラフィック性能のpassmark値と合わせて、種類や選び方については、こちらの記事で解説しています!

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CPU処理性能 評価(マルチ/シングル)

CPU

マルチコアCPU性能評価ひとことポイント
30省電力性能を重視している人向け

Intel Core i7-5600U @ 2.60GHzを採用しており、その性能は2.6(GHz) x 2(core)となります。

マルチコアにおけるCPUのスコア(passmark値)は2988で、シングルコアのスコアは1762です。

動画編集やゲームユーザなどのパワーユーザはマルチコア性能を意識すればよいですが、そうでない場合はシングルコアのスコアを見たほうが良い場合があります。

ネットサーフィンや簡単な資料作成などの重くない作業でしたら問題なくこなせる性能と言えます。

アプリやフォルダをたくさん開くとPCが重くなるため、あまり並行して作業を行うことがない人や負荷のかかるPC作業を行うことがない人でしたら問題ないでしょう。

一方で、Youtubeなどブラウザで動画を見たりするときに少し重く感じる時があります。

また、動画編集やオンラインゲームをやるには性能が足りないので、そういった用途を希望される方はもっと上位のCPUを選ぶと良いでしょう。


Single Thread Rating 評価
1CPUの性能ひとことポイント
41平均レベルの1CPUの性能

1CPUの性能(Single Thread Rating)はpassmark値で1762です。

このノートパソコンの1CPUの性能は平均です。Word、PowerPointを利用する際にはストレスは感じないレベルだと思われます。Excelで大量に数式を組み込んでいる場合はマルチコア性能の大きさを気にしましょう。仕事で常用するかと言われると個人的には避けたいですね。


現在ほとんどのソフトはマルチコアに対応していません。マルチコア非対応のソフトを利用している場合は、マルチコア性能より1CPUの性能値を重視したほうが良いです。

雑な言い方をすれば動画編集やゲームユーザなどのパワーユーザでない限りは1CPUの性能が高いパソコンを選んだ方がよいでしょう。もちろん1CPUの性能もマルチコア性能も高いパソコンであれば言う事はありませんが、だいたい価格が高いです。

ソフトが対応しておらず性能を無駄にするぐらいなら、安くて1CPUの性能が高いノートパソコンを選んだほうが良いかと思います。


シングルコア性能の話は、Excelなど事務作業でのノートパソコンの選び方のポイントと合わせて、こちらの記事で解説しています!

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メモリ処理性能

メモリ性能

メモリ性能評価ひとことポイント
33軽いソフトであれば問題なく作業できる

「Latitude 12 7000 Core i7 5600U・8GBメモリ・128GB SSDミニカード搭載モデル」はDDR3L PC3-12800を採用しており、そのメモリ容量は8GBとなります。

ネットサーフィンやメール・スケジュールの確認、簡単な資料作成が主な用途な人向けです。

ブラウザのような軽いソフトであれば問題なく作業できるでしょう。

ただし、ネットサーフィンしながら音楽を再生したり、複数のタブを同時に開いたりなど複数の作業を並行して行うとメモリ不足に陥る可能性があり、動きがもっさりしてしまうことでしょう。

並行して作業を行ったり負荷の大きな作業を行う人はもっと大きなメモリのPCを選びましょう。


保存容量や速度

ストレージ

容量評価ひとことポイント
19画像や動画などを大量に保存するような使い方をしなければ問題なし
ストレージタイプ実装サイズ(GB)
Optane 超高速
M.2 超高速
SSD 高速128
SSHD
UFS
eMMC
HDD(7200rpm) 低速
HDD(5400rpm) 低速
合計 ?128

「Latitude 12 7000 Core i7 5600U・8GBメモリ・128GB SSDミニカード搭載モデル」はSSD:128GBを採用しており、その保存容量は合計128GBとなります。起動速度に関係する速度スコアは6.0です。※速度スコアは独自算出

128GBという容量は、かなり小さい部類になります

画像や動画などを大量に保存するような使い方をしなければ問題ないでしょう。

外出先で作業するために使用するノートパソコンとしてはこのくらいの容量でも十分使えます。

ただし、容量の大きいデスクトップパソコンのような感覚でデータを保存していくとすぐに容量が足りなくなってしまうため、もっと大きいサイズのパソコンを購入するか、USBメモリやクラウドストレージを利用するのが良いでしょう。

ストレージの種類や選び方について知りたい人はこちらの記事をチェック

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バッテリー・電池持ち評価

バッテリー性能

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持ち運びやすさ評価

持ち運びやすさ

持ち運びやすさ評価ひとことポイント
67小さめの鞄でも問題なく使用できる

「Latitude 12 7000 Core i7 5600U・8GBメモリ・128GB SSDミニカード搭載モデル」の大きさは、横幅310.5mm、縦幅211mm です。

持ち運びしやすい小さめのサイズです。

小さめの鞄でも問題なく使用できるでしょう。

家やオフィス内で場所を変えて作業するときも気軽に持ち運びできる大きさです。

小さめの鞄だと取り出したり、しまったりするときに多少引っ掛かることはあるかもしれませんがリュックなどある程度の大きさであればそんなこともなく快適に利用できるでしょう。

鞄の中に入れたままでも荷物がかさばる原因にならず大きさを気にすることはほとんどないでしょう。

持ち運び重視派はノートパソコン+ポケットWifiが必須セット、下記の記事がオススメです


重さ kg=点

現在、評価中です

「Latitude 12 7000 Core i7 5600U・8GBメモリ・128GB SSDミニカード搭載モデル」の厚み評価

厚み評価

厚み評価ひとことポイント
70ケース付きスマホと同じくらいの厚さ

「Latitude 12 7000 Core i7 5600U・8GBメモリ・128GB SSDミニカード搭載モデル」の厚みは 19.4mm です。

スマホケースと同等の薄さ。もう少し薄いかもしれません。

最近のノートパソコンは薄さと軽量を売りにしているものが多いので、最近のスタンダードなノートPCと言っても良いかと思います。カバンへの収納については、ノートPCの属品を含めてもスペースは最小限で済みます。スマートに持ち運びしたいユーザーに最適でしょう。

使用しているカバンが小さい場合や、ノートPC以外の荷物が多いユーザーは特に推奨できます。

置きやすさ・場所の取られぐあい

配置しやすさ

置きやすさ評価ひとことポイント
64カフェなどの小さめの机でも問題なく使用できる

「Latitude 12 7000 Core i7 5600U・8GBメモリ・128GB SSDミニカード搭載モデル」の大きさは、横幅310.5mm、縦幅211mm です。専有面積は19.4mm2です。

外出先での利用が多い人や家やオフィス内でもPCを持ち運びする人向けです。

カフェなどの小さめの机でも問題なく使用できるでしょう。

テーブルに荷物や他の人のPCなども置いてあると場合によってはスペースが足りないことがあるかもしれません。

机だけでなく膝の上や寝っ転がって使うこともできます。

机やテーブルの上であれば大抵の動作ストレスを感じることなくできますが、寝転がっての操作だと少しわずらわしさを感じることはあるかもしれません。

キーボード操作性

キーボードの使いやすさ

キーボード操作性ひとことポイント
52大抵の人はこのサイズに不満を覚えることはない

「Latitude 12 7000 Core i7 5600U・8GBメモリ・128GB SSDミニカード搭載モデル」は 横幅310.5mmです。

標準的なキーボードのサイズです。

一般的なキーボードのサイズとほとんど変わらないので特にストレスを感じることはないでしょう。

長文のタイピングも特段辛いことはないでしょう。ネットサーフィンなどはもちろんのこと、デスクワークで入力が大量にある人も問題なく使用することができます。

大抵の人はこのサイズに不満を覚えることはありませんが、両手を広々と使用したい人はもう少し大きなサイズを選んだ方がよいでしょう。

 

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