【評価57点】dynabook VZ72/F Officeあり を徹底的にレビューしてみた

2.9
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「dynabook VZ72/F Officeあり」を機能、スペック・性能、使いやすさの観点から徹底的に評価・レビューしました。またメリットとデメリットも かんたんにまとめています。(全体的にちょっと厳し目に点数をつけているかな?)ぜひ選ぶ際の参考にしてみてください。

アンケート

スペック一覧

まずはスペックを確認してみましょう

dynabook VZ72/F Officeあり
画像
価格 ※価格は記載してなかったり、古い場合があります
メーカーDynabook
発売日2018年1月17日
大きさ299mm x 219 mm x 15.4mm
重さ1.099kg
画面サイズ12.5インチ(1920 x 1080)
画素密度176ppi
グレア加工
タッチパネル
CPU{CPU規格}
メモリLPDDR3 PC3-17000 8GB
GPU 4187MB
ストレージ容量SSD:256GB
電池持ちJEITA Ver2.0:16.5時間
OS
インターフェースUSB3.0/USB3.1 Type-C、Thunderbolt3兼用
2in1コンバーチブル
プレシャスシルバー/オニキスブルー/
その他Webカメラ/Bluetooth/アクティブ静電ペン

総合評価

まずは総合評価から

「dynabook VZ72/F Officeあり」の総合評価は57です。
(5段階評価 2.9

利用目的によって重要なポイントは変わってくるため、項目別の評価をしてみました。

オレンジが「dynabook VZ72/F Officeあり」の項目別点数となります。参考として本サイトで紹介しているノートパソコン平均値を赤線で表しています。赤線よりもオレンジの点数が高い場合は「dynabook VZ72/F Officeあり」の強みだと思ってください。

dynabook VZ72/F Officeありの 画面の大きさ 画質 グラフィック描画 CPU性能 ストレージ 容量 メモリ性能 持ち運び 重さ 厚み 設置性 操作性 レーダーチャート

評価一覧です

評価項目点数
1. 画面の大きさ 評価32
2. 画質 評価37
3. グラフィック描画 評価
4. CPU性能 評価
5. ストレージ容量 評価24
6. ストレージ速度 評価60
7. メモリ性能 評価33
8. バッテリー 評価69
9. 持ち運び 評価74
10. 重さ 評価77
11. 厚み 評価83
総合評価57

メリット デメリット

「dynabook VZ72/F Officeあり」のメリット・デメリットをまとめると下記のようになります。

使い方や、好みによってはデメリットにならない項目もあります。何を大事にするかをよく検討してみてください。

良い点・メリット

  • 全体的な動作が滑らかでサクサク動く性能
  • 高い性能を必要としない処理ならサクサク動く
  • メモリが少ない分コストが安め
  • バッテリー持ちがよくモバイルに適している
  • 小さめの鞄でも問題なく使用できるサイズ
  • 腕時計と同じくらい薄くカバンの中で邪魔にならない
  • 片手で持てる重さだが、長時間の持ち運びは疲れる重さ
  • (グラフィック性能確認中)

悪い点・デメリット

  • 画面サイズが小さく作業がやりづらい
  • バッテリーの状況によっては電池持ちが悪い可能性あり
  • メモリ不足になる可能性がある
  • バッテリー分が通常より重く大きくなり、CPU処理性能が低くなっている可能性がある

項目別評価

画面の大きさ評価

ディスプレイサイズ

大きさ評価ひとことポイント
32携帯性を重視する人にはもってこいの画面サイズ

「dynabook VZ72/F Officeあり」の大きさは、横幅299mm、縦幅219mm、厚み15.4mmです。

スマートフォンより大きく、標準的なノートパソコンより小さい、タブレットと同じぐらいの画面サイズです。携帯性を重要視する方でスマートフォンの画面サイズだと少し物足りなさを感じている人にはもってこいの画面サイズです。

いくつかの作業を並行したり、複数のウィンドウを並べて作業する機会が多い人は、もう少し画面サイズが大きいものを選んだ方が良いでしょう。

外出先でメールなどのチェックをする分には見やすいサイズですが、資料作成のように文字を打ったり作業をするにはもう少し大きいサイズの方がいいかもしれません。

ネットサーフィンをしつつたまに作業をする程度の利用目的の人向きです。

画面のきれいさ評価

画面のきれいさ

きれいさ評価ひとことポイント
37粗い画質は嫌だけど高画質を求めていない人向け

「dynabook VZ72/F Officeあり」のディスプレイ解像度は1920 x 1080で、ディスプレイ画素数は176ppiです。

ディスプレイの表面は、光の映り込みがなく目が疲れないノングレア処理がされています

ボケたりせずしっかりと文字が見えますが、綺麗な画像や映像を見たり最新のゲームを綺麗な画面でやりたい人には物足りなさを感じる画質です。

また小さい文字や画像などを見ると粗いと感じることはありますが、高画質を求めている人でなければほとんど気にならないです。

気になる方はもっと上の画質のパソコンを選ぶとよいでしょう。

ネットサーフィンや文字入力、資料の作成をする上でストレスを感じることはないです。

粗い画質は嫌だけどそこまで高画質を求めていない人にぴったりです。

タッチパネルは意外に便利です。興味がある方はこちらの記事をチェック


グラフィック描画性能 評価

CPU

現在、評価中です

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CPU処理性能 評価(マルチ/シングル)

CPU

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Single Thread Rating 評価
1CPUの性能ひとことポイント
49平均レベルの1CPUの性能

1CPUの性能(Single Thread Rating)はpassmark値で2062です。

このノートパソコンの1CPUの性能は平均です。Word、PowerPointを利用する際にはストレスは感じないレベルだと思われます。Excelで大量に数式を組み込んでいる場合はマルチコア性能の大きさを気にしましょう。仕事で常用するかと言われると個人的には避けたいですね。


現在ほとんどのソフトはマルチコアに対応していません。マルチコア非対応のソフトを利用している場合は、マルチコア性能より1CPUの性能値を重視したほうが良いです。

雑な言い方をすれば動画編集やゲームユーザなどのパワーユーザでない限りは1CPUの性能が高いパソコンを選んだ方がよいでしょう。もちろん1CPUの性能もマルチコア性能も高いパソコンであれば言う事はありませんが、だいたい価格が高いです。

ソフトが対応しておらず性能を無駄にするぐらいなら、安くて1CPUの性能が高いノートパソコンを選んだほうが良いかと思います。


シングルコア性能の話は、Excelなど事務作業でのノートパソコンの選び方のポイントと合わせて、こちらの記事で解説しています!

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メモリ処理性能

メモリ性能

メモリ性能評価ひとことポイント
33軽いソフトであれば問題なく作業できる

「dynabook VZ72/F Officeあり」はLPDDR3 PC3-17000を採用しており、そのメモリ容量は8GBとなります。

ネットサーフィンやメール・スケジュールの確認、簡単な資料作成が主な用途な人向けです。

ブラウザのような軽いソフトであれば問題なく作業できるでしょう。

ただし、ネットサーフィンしながら音楽を再生したり、複数のタブを同時に開いたりなど複数の作業を並行して行うとメモリ不足に陥る可能性があり、動きがもっさりしてしまうことでしょう。

並行して作業を行ったり負荷の大きな作業を行う人はもっと大きなメモリのPCを選びましょう。


保存容量や速度

ストレージ

容量評価ひとことポイント
24音楽のデータや画像・映像などを保存することがない人向き
ストレージタイプ実装サイズ(GB)
Optane 超高速
M.2 超高速
SSD 高速256
SSHD
UFS
eMMC
HDD(7200rpm) 低速
HDD(5400rpm) 低速
合計 ?256

「dynabook VZ72/F Officeあり」はSSD:256GBを採用しており、その保存容量は合計256GBとなります。起動速度に関係する速度スコアは6.0です。※速度スコアは独自算出

256GBという容量は、ストレージ容量としては小さい部類になります。

データ容量が大きなゲームや長時間の映像や高画質の画像データなどを保存していくと少し足りなくなる場合があるかもしれません。

しかし、ネットサーフィンや資料作成などの用途でしたらストレスフリーで行えます。

あまり音楽のデータや画像・映像などを保存することがない人向きです。大量の音楽のデータなどを保存したい人はもう少し大きいサイズを検討するのもよいでしょう。

ライトユーザーでしたら問題ないサイズと言えます。

ストレージの種類や選び方について知りたい人はこちらの記事をチェック

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バッテリー・電池持ち評価

バッテリー性能

電池持ち評価ひとことポイント
69外出先での利用が多い人向け

「dynabook VZ72/F Officeあり」のバッテリー・電池は16.5時間ほど持つようです。

ネットサーフィンや動画観賞、簡単な資料作成でしたら半日バッテリーを気にすることなく使うことができるので、外出先での利用が多い人向けです。

ちょっとした打ち合わせ程度の用途でしたら充電を全く気にしなくて済みます。

ゲームや動画編集などの高負荷な作業を長時間充電せずに利用したい人は更に上のバッテリーを搭載したPCを選んだ方がいいですが、それ以外のほとんどのユーザーはバッテリーを気にすることなく作業することができるでしょう。


持ち運びやすさ評価

持ち運びやすさ

持ち運びやすさ評価ひとことポイント
74小さめの鞄でも問題なく使用できる

「dynabook VZ72/F Officeあり」の大きさは、横幅299mm、縦幅219mm です。

持ち運びしやすい小さめのサイズです。

小さめの鞄でも問題なく使用できるでしょう。

家やオフィス内で場所を変えて作業するときも気軽に持ち運びできる大きさです。

小さめの鞄だと取り出したり、しまったりするときに多少引っ掛かることはあるかもしれませんがリュックなどある程度の大きさであればそんなこともなく快適に利用できるでしょう。

鞄の中に入れたままでも荷物がかさばる原因にならず大きさを気にすることはほとんどないでしょう。

持ち運び重視派はノートパソコン+ポケットWifiが必須セット、下記の記事がオススメです


重さ 77点

重さ評価ひとことポイント
77片手で持つには少しきつい

「dynabook VZ72/F Officeあり」の重さは 1.099kg です。

1Lのコンビニ紙パック茶ぐらい重さなので、男女ともに片手で持てる重さです。

オフィスや自宅の中で移動などの短時間の持ち運びでは、あまり重さは気になりません。

しかし、長時間の移動をともなう場合は、たとえカバンに入れて持ち歩いたとしても少し辛いでしょう。はじめは元気があるため重さを感じないですが、徐々に疲れが貯まり始めると重さを感じてくるレベルです。

ためしにコンビニで1Lのお茶を買い、1日持ち運び続けてみてはどうでしょうか。意外にも辛いな。と感じると思います。

長時間の移動をしなければ良いのでオフィスや自宅の決まった場所で使用し、たまに外出先で利用するノートPCとして推奨します。

「dynabook VZ72/F Officeあり」の厚み評価

厚み評価

厚み評価ひとことポイント
83ケース付きスマホと同じくらいの厚さ

「dynabook VZ72/F Officeあり」の厚みは 15.4mm です。

スマホケースと同等の薄さ。容易に持ち歩くことが可能です。

ノートPCの付属品を含めてもスペースは最小限で済みます。カバンの中の荷物が多い場合でも簡単に収納できますので、スマートに持ち運びしたいユーザーに最適でしょう。

使用しているカバンが小さい場合や、ノートPC以外の荷物が多いユーザーは特に推奨できます。

置きやすさ・場所の取られぐあい

配置しやすさ

置きやすさ評価ひとことポイント
64カフェなどの小さめの机でも問題なく使用できる

「dynabook VZ72/F Officeあり」の大きさは、横幅299mm、縦幅219mm です。専有面積は15.4mm2です。

外出先での利用が多い人や家やオフィス内でもPCを持ち運びする人向けです。

カフェなどの小さめの机でも問題なく使用できるでしょう。

テーブルに荷物や他の人のPCなども置いてあると場合によってはスペースが足りないことがあるかもしれません。

机だけでなく膝の上や寝っ転がって使うこともできます。

机やテーブルの上であれば大抵の動作ストレスを感じることなくできますが、寝転がっての操作だと少しわずらわしさを感じることはあるかもしれません。

キーボード操作性

キーボードの使いやすさ

キーボード操作性ひとことポイント
48大抵の人はこのサイズに不満を覚えることはない

「dynabook VZ72/F Officeあり」は 横幅299mmです。

標準的なキーボードのサイズです。

一般的なキーボードのサイズとほとんど変わらないので特にストレスを感じることはないでしょう。

長文のタイピングも特段辛いことはないでしょう。ネットサーフィンなどはもちろんのこと、デスクワークで入力が大量にある人も問題なく使用することができます。

大抵の人はこのサイズに不満を覚えることはありませんが、両手を広々と使用したい人はもう少し大きなサイズを選んだ方がよいでしょう。

 

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