【評価41点】ASUS VivoBook 15 X542BP X542BP-A9 を徹底的にレビューしてみた

2.1
この記事は約13分で読めます。

「ASUS VivoBook 15 X542BP X542BP-A9」を機能、スペック・性能、使いやすさの観点から徹底的に評価・レビューしました。またメリットとデメリットも かんたんにまとめています。(全体的にちょっと厳し目に点数をつけているかな?)ぜひ選ぶ際の参考にしてみてください。

アンケート

スペック一覧

まずはスペックを確認してみましょう

ASUS VivoBook 15 X542BP X542BP-A9
画像
価格 ※価格は記載してなかったり、古い場合があります
メーカーASUS
発売日2018年4月7日
大きさ380mm x 251 mm x 23.2mm
重さ2.3kg
画面サイズ15.6インチ(1920 x 1080)
画素密度141ppi
グレア加工ノングレア(非光沢)
タッチパネル
CPU{CPU規格}
メモリDDR4 PC4-14900 8GB
GPU 2048MB
ストレージ容量HDD:1TBSSD:128GB
電池持ちJEITA Ver2.0:3.9時間
OS
インターフェースHDMIx1VGAx1USB3.1 Gen1(USB3.0) Type-Ax2/Type-Cx1SDスロット
2in1
スターグレー
その他WebカメラBluetoothテンキー

総合評価

まずは総合評価から

「ASUS VivoBook 15 X542BP X542BP-A9」の総合評価は41です。
(5段階評価 2.1

利用目的によって重要なポイントは変わってくるため、項目別の評価をしてみました。

オレンジが「ASUS VivoBook 15 X542BP X542BP-A9」の項目別点数となります。参考として本サイトで紹介しているノートパソコン平均値を赤線で表しています。赤線よりもオレンジの点数が高い場合は「ASUS VivoBook 15 X542BP X542BP-A9」の強みだと思ってください。

ASUS VivoBook 15 X542BP X542BP-A9の 画面の大きさ 画質 グラフィック描画 CPU性能 ストレージ 容量 メモリ性能 持ち運び 重さ 厚み 設置性 操作性 レーダーチャート

評価一覧です

評価項目点数
1. 画面の大きさ 評価67
2. 画質 評価21
3. グラフィック描画 評価
4. CPU性能 評価
5. ストレージ容量 評価54
6. ストレージ速度 評価40
7. メモリ性能 評価33
8. バッテリー 評価16
9. 持ち運び 評価45
10. 重さ 評価35
11. 厚み 評価58
総合評価41

メリット デメリット

「ASUS VivoBook 15 X542BP X542BP-A9」のメリット・デメリットをまとめると下記のようになります。

使い方や、好みによってはデメリットにならない項目もあります。何を大事にするかをよく検討してみてください。

良い点・メリット

  • 画面が大きいため作業がしやすく、目が疲れにくい
  • 全体的な動作が滑らかでサクサク動く性能
  • 高い性能を必要としない処理ならサクサク動く
  • メモリが少ない分コストが安め
  • 普段使いカバンで持ち運べるサイズ
  • 長時間の持ち運びは疲れるため、持ち運びには適していない重さ
  • キーボードが大きく窮屈に感じずにタイピングできる
  • (グラフィック性能確認中)

悪い点・デメリット

  • バッテリーの状況によっては電池持ちが悪い可能性あり
  • メモリ不足になる可能性がある
  • バッテリーがすぐ切れる可能性あり
  • 小さいバックや荷物が多い場合は入らない可能性あり
  • 入れるカバンや荷物量によっては邪魔になる

項目別評価

画面の大きさ評価

ディスプレイサイズ

大きさ評価ひとことポイント
67いくつかのウィンドウを並べて作業する人向け

「ASUS VivoBook 15 X542BP X542BP-A9」の大きさは、横幅380mm、縦幅251mm、厚み23.2mmです。

標準的なノートパソコンより少し大きい画面サイズです。

快適に文字を入力したり、映像を見たりすることができます。

メールだけでなくビデオ会議やビデオチャットなどをよく利用される人にはぴったりのサイズです。

いくつかのウィンドウを並べて作業しても窮屈に感じないでしょう。

基本的にはデスクトップパソコンと同じような使い方になるので、あまり持ち運びをしない人や外出先でもある程度スペースを確保できる人向けです。

電車の中や寝っ転がって使いたい人はもっと小さいサイズを選ぶとよいでしょう。

画面のきれいさ評価

画面のきれいさ

きれいさ評価ひとことポイント
21ネットで記事を読んだり資料をざっと確認できればよい

「ASUS VivoBook 15 X542BP X542BP-A9」のディスプレイ解像度は1920 x 1080で、ディスプレイ画素数は141ppiです。

ディスプレイの表面は、光の映り込みがなく目が疲れないノングレア処理がされています

遠くから見る分には問題ない画質です。

近づいて文字を見ると少しボケて見えるかもしれません。

タブレットのように手元やかなり近い距離で画面を見ながら作業をする人はストレスを感じるでしょう。

綺麗な映像や画像を見たい人にとっても不満を覚える画質ですのであまり映像を見たりゲームをしたりするのには向いていません。

あくまで軽いネットサーフィンなどで記事を読んだり資料をざっと確認する程度の用途で使用する人向きです。

タッチパネルは意外に便利です。興味がある方はこちらの記事をチェック


グラフィック描画性能 評価

CPU

現在、評価中です

グラフィック性能のpassmark値と合わせて、種類や選び方については、こちらの記事で解説しています!

グラフィック描画性能はpassmarkスコアで判断しよう
近年、ゲーミングPCが一般的になり、今や小学生ですら自分専用のゲーミングPCを持つ時代です。 一口にゲーミングPCと言っても価格帯、メーカー、種類があり「ゲーミングパソコンが欲しいけどどれを買ったらいいかわからない..」とお悩みの方も...

CPU処理性能 評価(マルチ/シングル)

CPU

現在、評価中です


Single Thread Rating 評価
1CPUの性能ひとことポイント
29下記40%の1CPUの性能

1CPUの性能(Single Thread Rating)はpassmark値で1309です。

このノートパソコンの1CPUの性能は低い部類に入るため、一つ一つのソフトウェアの動作は遅く感じる傾向があります。ストレスとして感じるかは個人差がありますが仕事で常用するかと言われると個人的には避けたいですね。


現在ほとんどのソフトはマルチコアに対応していません。マルチコア非対応のソフトを利用している場合は、マルチコア性能より1CPUの性能値を重視したほうが良いです。

雑な言い方をすれば動画編集やゲームユーザなどのパワーユーザでない限りは1CPUの性能が高いパソコンを選んだ方がよいでしょう。もちろん1CPUの性能もマルチコア性能も高いパソコンであれば言う事はありませんが、だいたい価格が高いです。

ソフトが対応しておらず性能を無駄にするぐらいなら、安くて1CPUの性能が高いノートパソコンを選んだほうが良いかと思います。


シングルコア性能の話は、Excelなど事務作業でのノートパソコンの選び方のポイントと合わせて、こちらの記事で解説しています!

ノートパソコンでExcelやWordを快適に使うために注意するべきたった1つのポイント
ノートパソコンではWEB閲覧やメールをする以外にも、ExcelやWordを利用する人が多いと思います。 特にExcelは計算式を大量に組み込むと速度が遅くなりがちです。vlookupなど多様した「簡易的データベース」なんて作ってたら、...

メモリ処理性能

メモリ性能

メモリ性能評価ひとことポイント
33軽いソフトであれば問題なく作業できる

「ASUS VivoBook 15 X542BP X542BP-A9」はDDR4 PC4-14900を採用しており、そのメモリ容量は8GBとなります。

ネットサーフィンやメール・スケジュールの確認、簡単な資料作成が主な用途な人向けです。

ブラウザのような軽いソフトであれば問題なく作業できるでしょう。

ただし、ネットサーフィンしながら音楽を再生したり、複数のタブを同時に開いたりなど複数の作業を並行して行うとメモリ不足に陥る可能性があり、動きがもっさりしてしまうことでしょう。

並行して作業を行ったり負荷の大きな作業を行う人はもっと大きなメモリのPCを選びましょう。


保存容量や速度

ストレージ

容量評価ひとことポイント
54映画や音楽などのデータを大量に保有しておきたい人向き
ストレージタイプ実装サイズ(GB)
Optane 超高速
M.2 超高速
SSD 高速128
SSHD
UFS
eMMC
HDD(7200rpm) 低速
HDD(5400rpm) 低速1024
合計 ?1152

「ASUS VivoBook 15 X542BP X542BP-A9」はHDD:1TBSSD:128GBを採用しており、その保存容量は合計1152GBとなります。起動速度に関係する速度スコアは4.0です。※速度スコアは独自算出

ストレージ容量はかなり大きいので、画像や動画のようにデータ容量の大きいものもデータサイズを気にせずどんどん保存できるでしょう。

たくさんの資料やソフトを使用する人にとっては外付けハードディスクやUSBメモリなどを利用しなくても使えるパソコンなので重宝するでしょう。

容量が足りなくなって何かを削除しなければならない状況にはまず陥らないでしょう。映画や音楽などのデータを大量に保有しておきたい人にも向いています。

ストレージの種類や選び方について知りたい人はこちらの記事をチェック

HDD vs SSD vs SSDH vs Optane vs eMMC vs UFS をメリットデメリットで解説
最近はノートパソコンに採用されるストレージの種類が増えてきています。スピードや耐久性を踏まえて、ノートパソコンを快適に利用するために適切なストレージを選びましょう。 代表的なストレージ種類とメリットデメリット、そして利用シーンに沿った...

バッテリー・電池持ち評価

バッテリー性能

電池持ち評価ひとことポイント
16あまり持ち運びをしない人向け

「ASUS VivoBook 15 X542BP X542BP-A9」のバッテリー・電池は3.9時間ほど持つようです。

基本的には充電できるスペースでの利用が主になるでしょう。

あまり持ち運びをしない人向けです。

外出先での利用の様に充電スペースのない環境での利用を考えている人には向いていません。

また、動画や重い処理が発生する動作をするとすぐ電池切れになっていまうと思いますので、簡単なスケジュール確認やネットサーフィンをするくらいしかできません。

あくまで自宅など充電スペースがある環境で利用する前提のPCと言えます。


持ち運びやすさ評価

持ち運びやすさ

持ち運びやすさ評価ひとことポイント
45リュックなどでしたらほとんど問題なく利用できる

「ASUS VivoBook 15 X542BP X542BP-A9」の大きさは、横幅380mm、縦幅251mm です。

手荷物が多い人や小さい鞄だと入らないかもしれません。

リュックなどでしたらほとんど問題なく利用できます。

鞄の大きさや荷物の量によって持ち運び可能か変わりますので問題なく収納できるか確認してください。

また、鞄の中に入っているとそれなりの大きさなので存在感があり、場合によってはかさばる原因になります。

ACアダプタなど付属品を含めるとそれなりのスペースが必要です。小さい鞄の人はもう少し小さなサイズを購入した方がよいでしょう。

持ち運び重視派はノートパソコン+ポケットWifiが必須セット、下記の記事がオススメです


重さ 35点

重さ評価ひとことポイント
35家やオフィスで利用がメインとなるユーザー向け

「ASUS VivoBook 15 X542BP X542BP-A9」の重さは 2.3kg です。

2Lのペットボトル1本ほどの重さなので、長時間の持ち運びに適さない重さです。

オフィスや自宅の中で移動する際の持ち歩びは許容できると思いますが、筋トレ願望がない限りは、頻繁に持ち運びしたいとは思わないでしょう。屋外での移動では、かなり重さは感じるはずです。仮にカバンに入れて持ち歩んだとしてもベルトが肩に徐々に食い込んでいくはずで、辛いでしょう。

結論、持ち運びに適さないノートPCとなります。基本的にはオフィスや自宅の決まった場所で使用し、やむを得ない場合だけ、外出先で利用するノートPCとして推奨します。

ためしにコンビニで2Lのペットボトル茶を買い、1日持ち運び続けてみてはどうでしょうか。これは辛いな。と感じると思います。

「ASUS VivoBook 15 X542BP X542BP-A9」の厚み評価

厚み評価

厚み評価ひとことポイント
58腕時計と同じくらいの厚さ

「ASUS VivoBook 15 X542BP X542BP-A9」の厚みは 23.2mm です。

腕時計のケースの厚さと同じくらい薄いので、つかんで持ち歩くのも容易です。

付属品を合わせても鞄のスペースを最小限にしか取りませんので、鞄の中にモノがたくさん入っている人でも簡単に収納できるでしょう。鞄などに入れて持ち運びできるPCを探している方にとっては最良のサイズと言えるでしょう。

普段使っている鞄が小さい人やPC以外にも荷物がたくさんある人にも向いています。

置きやすさ・場所の取られぐあい

配置しやすさ

置きやすさ評価ひとことポイント
43小さな机だと他に置けない可能性あり

「ASUS VivoBook 15 X542BP X542BP-A9」の大きさは、横幅380mm、縦幅251mm です。専有面積は23.2mm2です。

小さな机だと他に何も置けないかもしれません。

カフェなどの場合グラスを置いたり、他の人の手荷物次第では置けない可能性があります。

基本的には固定の場所で使用することが多い人向けで、寝転がって使ったり、膝の上で使ったりするのにはあまり向いていません。

膝の上や寝転がって使う場合は動画観賞など操作を伴わない作業ならストレスを感じることなく利用できますが、資料作成などキーボード入力するのにはストレスを感じるでしょう。

キーボード操作性

キーボードの使いやすさ

キーボード操作性ひとことポイント
75大抵の人はこのサイズに不満を覚えることはない

「ASUS VivoBook 15 X542BP X542BP-A9」は 横幅380mmです。

標準的なキーボードのサイズです。

一般的なキーボードのサイズとほとんど変わらないので特にストレスを感じることはないでしょう。

長文のタイピングも特段辛いことはないでしょう。ネットサーフィンなどはもちろんのこと、デスクワークで入力が大量にある人も問題なく使用することができます。

大抵の人はこのサイズに不満を覚えることはありませんが、両手を広々と使用したい人はもう少し大きなサイズを選んだ方がよいでしょう。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました